練習予定と状況 - Diary -


2018年2月の練習予定

 2018年の1月があっと言う間にすぎました。2月もモーツァルトの「レクイエム」とフォーレの「レクイエム」の2曲の仕上げを行っていきます。音符をただ音にするだけではない音楽的表現を目指します。

 

2月の練習状況

2月15

 今日は、団内指揮者による練習でした。モーツァルトはHostias、Sanctus、Benedictus、Kyrie、の対位法で書かれた部分を中心に練習、フォーレは全曲を通した練習を行いました。

 練習前に、CDショップに立ち寄って、先週購入を躊躇したモーツァルトの「レクイエム」のCDを購入しました。何故、先週購入を躊躇したのかは前回購入したルネ・ヤーコブスのリリースしたモーツァルトの「レクイエム」のCDがピーエールーアンリ・デュトロンと言う若い作曲家がジュスマイヤーの楽譜を元にオーケストレーション変更や新たに作曲を行ったものを、ルネ・ヤーコブスが指揮をして2016年のツアーでこの版を使って演奏を行い好評を得たという触れ込みに乗って購入したのですが、演奏自身はいい演奏だと思いましたが、ジュスマイヤーの楽譜は見事に改変されて納得のいかないものでした。

 今回のCDは、グレゴリオ聖歌を含むミサ形式で演奏されているとあったのが興味を引く点でした。一方、モーツァルトのレクイエムの完成に貢献した人々として今まで名前を知っていたジュスマイヤー、アイブラー、フライシュテットラー、シュタットラーの他、聞いたことのないスホーンデルヴィルト、ザイフリートの名前が連なって書かれており、ひょっとしたらヤーコブスのCDのようなものかと懸念しましたが、スホーンデルヴィルトはこのCDの指揮者でLacrymosaの後のAmenを作曲しており、モーツァルト・ベートーベンのピアノ協奏曲を各パート1人の少人数で自らピアノ・フォルテの奏くという試みを行っている人で、ザイフリートはこのCDの最後に付け加えられたLibera me(柩の前で行われる赦禱式」の祈りの際歌われる)の作曲を行っていることが分かりました。

 スホーンデルヴィルトはモーツァルトの死後の1800年頃を想定して演奏を試みているようで、合唱(各パート2名)とソロにジェズアルド・コンソート・アムステルダム、オーケストラにモーツァルト・ベートーベンのピアノ協奏曲を各パート1人の少人数のクリストフォリを用いた演奏を行っています。

 このCDの演奏は、1回聞いただけなので細かくは分かりませんが、オーケストラは少人数でおこなうために変更されているようですが、声楽部はLacrymosaがAmenに続けるために変更されていますがジュスマイヤーが完成した形で演奏され、少人数のため非常に風通しがよい演奏でした。グレゴリオ聖歌を含めてミサ形式でのレクイエムの演奏が経験できました。

 

2月8

 今日は、寒さが少し緩んだようですが、まだまだ寒い日々が続くようです。今日の練習は、延原先生により、モーツァルトのOffertriumのDomine Jesu、Hostias、Sanctus、Agnus Dei、Kyrie、SequenzのDies Irae、Rex tremendaeの練習を行いました。

 

2月4日 特別練習

 今日は立春ですが、寒気団の影響で寒い日がまだまだ続きます。朝からあまり体調がよくなかったので練習に行くか否か迷いましたが、昼には少しましになったので練習場に向かいましたが、練習にはあまり身が入りませんでした。今日の練習は、パート練習に多くの時間を使いました練習の中で音程が曖昧になっているのが散見するので、パート練習で修正しようと言うことでした。

 総練習が始まりパート出席の状況を確認するとソプラノの出席率がよくありません。寒い日が続き風邪をひいていらっしゃる方が多いのかもしれませんが、1ヶ月後に本番を控えているのになぜこのような状態になるのか理解できません。

 

2月1

 今日の練習は、延原先生により、モーツァルトのIntroitusのRequiem、Kyrieと、SequenzのDies Irae、Rex trendae、Lacrimosaの練習を行いました。今日入念に行ったのはIntroitus(Requiem)のアーティキュレーションの作り方、フレーズの作り方、音程をつけないで言葉としての話し方を音楽に乗せることを何度も言われ、また、腰で支えることに口やかましく言われました。IntroitusのRequiemは音楽としてヘンデルに近いとおっしゃいました。このホーム・ページの「楽曲の話」の「ヘンデル」の項でモーツァルトとヘンデルのつながりに触れました。実はRequiem aeternamのテーマはヘンデルのキャロライン王女のための葬送アンセム「シオンの道は悲しみの道」の第1曲を引用していると言われており、ヘンデルはこのキャロライン王女のための葬送アンセム「シオンの道は悲しみの道」を「エジプトのイスラエル人」の第1部に転用したことに触れました。(詳細は「楽曲の話」・「ヘンデル」を参照ください。)私たちは、「エジプトのイスラエル人」の第2と第3部を演奏会に乗せる予定で第1部は練習・演奏とも行いませんので実感は出来ません。

 

 


2018年1月の練習予定

 新しい年を迎えました。今月の練習予定は、3月11日に行う東日本大震災追悼・復興祈念コンサートで演奏を行うモーツァルトの「レクイエム」とフォーレの「レクイエム」の2曲の仕上げを行っていきます。モーツアルトは昨年に引き続き再演の形です。

 フォーレの「レクイエム」は世の中では演奏機会の多い曲ですが、私たちの演奏記録を見ると1965年に演奏して以来の取り組みで53年前ですから、他の合唱団での経験された方以外は、ほとんど初めての取り組みになります。

 

1月の練習状況

1月25

 今日は、団内指揮者により、フォーレはIntroit et KyrieからAgnus Deiまで、モーツァルトはConfutatis, Lacrimosa, Domine Jesu, Hostiasの前半までの練習を行いました。

 私たちの使用しているモーツァルトの「レクイエム」楽譜はL.ノヴァークが校訂したジュスマイヤー版を使用しています。この楽譜の各曲のタイトルの下に(Mozart), (Mozart und Süßmayr), (Süßmayr )等の表記がされています。これは、何の表記かと言えば、

 1.  (Mozart)

  モーツァルトがフライシュテットラーとジュスマイヤーの協力でオーケストレーションを含めて完成したもの。

     Introitus . Kyrie

 2. (Mozart und Süßmayr)

  モーツァルトが声楽部分の全てとオーケストラ部分のスケッチを残し、

  ジュスマイヤーがオーケストレーションを行ったもの。

     SequenzーDies irae,  Tuba mirum,  Rex tremendas,  Confutatis

     OfferrtotriumーDomine Jesu,  Hostias

 3. (ßmayr )

  モーツァルトのスケッチも残されずジュスマイヤーの作曲になるもの。

あとLacrimosaとCommunio(Lux aeterna)には次のような表記がされています。

★ Lacrimosa        Bis Takt 8 :  Mozart und Süßmayr, danach Süßmayr

  よく知られているように8小節目まではモーツァルトがスケッチを残し世を去ったため、

  ジュスマイヤーはそこまでのオーケストレーションとAmenまで作曲を行いました。

★ Communio(Lux aeterna)      ßmayr, nach Mozarts Introitus und Kyrie 

  CommunioはモーツァルトによりIntroitusとKyrieをテーマを使用するように指示が間接的になされ、

  ジュスマイヤーがこの指示に基づき作曲を行いました。

このように、楽譜の音符だけを見るのではなく楽譜に記載されていることを調べると歌うだけではない楽しみがでて来ます。

 

1月21日 特別練習

 今日の特別練習は、昨年の総括と今年の活動計画を決める総会が開かれました。メンバーが揃うまで発声、モーツァルトの「レクイエム」のCommunio(Lux aeterna)とKyrieの練習を行った後、約2時間総会が行われ、それ以降フォーレの「レクイエム」の行いました。

1月18

 昨日とはうって変わって晴れ、温度も春を思わせました。今日の練習も延原先生がお見えになってフォーレの「レクイエム」のIntroit et Kyrie、Sanctus、Agnus Dei、Offertoire(後半部)の練習を行いました。

 先生は、14日にフォーレの「レクイエム」をカトリック神戸中央教会で演奏されました。私は残念ながら都合が悪く聞きに行くことができませんでした。しかし、今日の練習で延原先生はこの演奏会で原典版を使ったと言う表現をされました。私たちの演奏会では、1900年ジャン・ロジェ=デュカスによりオーケストレーションされ出版された第3稿ベースの楽譜を使用されます。3月11日の演奏会は東日本大震災の追悼・復興祈念を行うために特別編成されたorchestra JAPAN2011を中心にした演奏会を開催すること2014年からはわれわれの合唱団が加わりブラームスの「ドイツ・レクイエム」3回、昨年はモーツアルトの「レクイエム」を演奏してきました。今年はモーツァルトとフォーレの「レクイエム」で締めくくります。orchestra JAPAN2011と大人数の私たちの合唱団、必然的に第3稿ベースの楽譜を使うこになるのでしょう。精緻な音楽と共にフランス的なロマンティシズムを盛り込むように私たちに要求されています。

 

1月11

 いつもの木曜日の練習に戻りました。団員の出席もいつものようになりました。今日の練習は延原先生は見えないと聞いていたのですが、練習が始まる前に教会の駐車場をのぞき込むと先生の車が見えたので今日の練習を見て頂けるのだと気づきましたが、練習は発声練習の後団内指揮者によりフォーレのSactusの練習、ソプラノの人数が揃って練習らしい練習になりました。Sanctusが終了する頃、延原先生が練習場に入って来られました。ほとんどの団員は来られるとは思っていなかったのでちょっとざわつきました。練習の方はモールァルトのHostiasから始まってDomie Jesu、Confutatis、Lacrimosa、最後にHostiasに戻りました。

 Hostiasの前半、Lacrimosa、Confutatisの後半部ようにハーモニー中心の曲では細かなニュアンスを込めた表現を、対位法的な所についてはテーマを歌った後は後で入ってくるその他のパートのために音量を調整してテーマを明確に表現できるようにすること、飛躍音の処理は発声練習で練習しているように横隔膜を利用すること、これらのことはいつでも注意されていることですが、細かいニュアンスを汲んで表現できるようにしたいと強調されていました。

 1月14日に延原先生はカトリック神戸中央教会で阪神・淡路大震災の追悼ミサでフォーレの「レクイエム」を演奏されるそうです。テレマン室内合唱団とオーケストラで1893年版を使って演奏するとのこと、教会の狭い所で演奏する場合、ヴァイオリンが複数ではなくソロとなりオーケストラの規模が小さくなるラッター版やネクトゥー/ドラージュ版によって復元された第2稿の1893年が使われるようです。聞いたところによると去年はラッター版を使用したと言うことを聞きました。延原先生から聞いて欲しいとのお知らせがありました。

 私たちの3月11日の演奏会では第3項を使って演奏を行います。聞きに行く場合は第3稿との相違を注意しながら聞くのもいいかもしれません。

 

1月6日

 2018年初めての練習です。いつもの木曜日ではありません。年の初めの練習なので集まりが悪いのではと危惧していましたが、やはり残念な結果です。全体では60%を超えましたが、ソプラノは40%を切る出席率でした。それぞれに練習に来れない事情があったのでしょうが、今日の練習ではフォーレの「レクイエム」のLibera meとIn paradisumとOffertoireの練習を行いました。ソプラノが主体で音楽が進行するIn paradisumでは練習を体を成しません。モーツァルトはOffertorium [Domine Jesu / Hostias]、Sanctus、Benedictus、Agnus deiの練習を行いました。来週の練習はメンバーが揃うことを願います。

 ところで、今日の練習でフォーレの「レクイエム」のテキストの対訳と発音の読み合わせを行いながら練習を行いましたが、モーツァルトの「レクイエム」と並行して練習を行うと音楽の違いはもちろんのことテキストの相違を感じることができます。

 


2017年12月の練習予定

 JVC国際コンサートを終えると今年ももう終わりか、なんでこんなに早く時が過ぎてしまうのだろうかと思いになります。しかし、今年の年末は3月の「東日本大震災追悼・復興祈念演奏会」に向けたモーツァルトとフォーレの「レクイエム」の練習を最初からトップ・ギアで開始しなければなりません。そして、12月24日はクリスマス賛美礼拝があり、数曲の讃美歌を演奏、礼拝堂に参集された方々とともに賛美を行います。

 

12月の練習状況

12月28日

 2017年最後の練習です。出席率は悪いだろうと思っていましたが予想的中、出席率は60%を切っていました。練習の始まりは各パート共5人程で30%位でした。発声練習が終わり延原先生が来られた時には何とか半分くらいでした。練習した曲はフォーレ「レクイエム」のIntroit et Kyrie、Offertoire、Sanctus、Agnus Deiです。練習中注意された事項は、A(ア)母音の発音の仕方、子音で終わり子音で始まる単語の扱い、長く伸ばす音の最後子音の揃え、スラーの掛かったフレーズの扱い、同じ単語が続けて出てくる場合の扱い、声が拡散してしまうフォルテシッモを声を集中すること、減衰させるのが早すぎるディクレシェンドの扱い、バッハの音楽ではなく、音の動きに細心の注意をしてロマンティックな音楽表現することなど非常に細かく音楽つくりを行いました。今日休んだ人は非常に密度の濃い練習だったので残念をしてしまいましたね。

 フォーレの音楽は音の動きが少なく、静謐な音楽だと考えてしまうのですが、室内楽でもドラマティックな表現を伴っています。延原先生はドロドロしたドラマティックな音楽ではなく、洗練された中でのドラマティックな表現を求めれれています。

 いづれにしても、今日で2017年の練習は終わりました。1月の練習初めは1月4日の木曜日が何時もの練習場が使えないので、1月6日(土)の16:00に変更になっています。

 

12月27日 忘年会 

 24日のクリスマス賛美礼拝は入団以来1回も欠席しなかったのですが所用で出席できなかったので礼拝がどうだったかは書けませんでした。28日に今年最後の練習がありますが、本日は約30名が参加しての忘年会を行いました。ここ数年バイキング形式のレストランで忘年会を行ってきましたが、その場所がこの夏に店じまいをしてしまったので今回は練習会場に近い豚肉料理のお店で行いました。料理は非常に4種の豚肉とイノ豚のおいしい豚しゃぶでした。

 

12月21日  

 毎年12月24日は私たち合唱団は、東梅田教会のクリスマス賛美礼拝に聖歌隊として参加します。今日の練習は礼拝の中でで歌う讃美歌とヘンデル「メサイア」の"Glory to God"と礼拝の終了後、1階のロビーで行うキャロリングで歌う讃美歌の練習を行いました。

 

12月14日  

 演奏会後、延原先生との初めての練習です。演奏会当日、先生はステージ・リハーサルが終わる頃いずみホールに見えました。今まで、演奏会そのものを聞かれることがあまりなかったと記憶していますが、今回は演奏を会場でお聞きになり、演奏会後も今回の指揮者と話をされているのを見かけました。そのためか、今回の演奏について詳しいコメントをしてくだいました。それは「総じてよかった」と言うことでした。

 練習の方は、モーツァルトは合宿以来、フォーレは10月末以来なので、練習を再開するに当たりどの程度忘れてしまっているかを確認するため一通り通しました。それが終わると、課題の発声について新しい発声方法について教示して頂きました。

 

12月7日  

 演奏会後の初練習、今日から24日のクリスマス賛美礼拝の讃美歌の練習と3月11日向けてフォーレのレクイエムを1ヶ月振りに再開、モーツァルトの「レクイエム」を合宿以来の再開です。フォーレは全曲をおさらいしたあと、讃美歌の「目覚めよ、高く歌え」「さやかに星はきらめき」、モーツァルトのIntroitus(Reruiem aeternam)とKrieの練習を行いました。

 「さやかに星はきらめき」(オー・ホーリィナイト)を歌うと「12月だなあ、今年も、もう終わりか」としじみ感じます。

 

12月2日 JVC国際協力コンサート 

 今日の1日のタイム・スケジュール、9時に楽屋入りし、男性はステージの山台作り(いずみホールは、出演者が力仕事をします。)9時45分から15分間発声練習、10時から12時30分までステージ・リハーサル、ポイントになる部分の確認、ホールの響きの確認、全体のバランスの確認を行います。47番の終曲の練習中に指揮者から重大な提案がありました。本番で最初の”Worthy in the Lamb・・・・by His blood"を楽譜を外して暗譜で歌いましょうという提案です。集中力を欲しかったようです。見違える響きなりました。それから12時30分から1時間で昼食と着替えを行い。ステージに立つ直前の確認を行って開演の10分前に上手に男声、下手に女声がスタンバイして入場、14時から開演、1部と2部の間にインターミッションがあり大体16時30分頃に演奏は終了しました。まだやることがありました舞台の片づけ、部屋の片づけを行って今日の演奏会は終了です。元気な団員は、その後は打ち上げパーティー(それだけで終わるかは?)。もうくたくたという人は、暗くなった寒々としたビルの谷間とぼとぼ?。会場はほぼ満員、演奏そのものは指揮者にインスパイアされ出来栄えも満足できる演奏会だったのではないでしょうか。

来年のJVC国際協力コンサートの指揮者はヨス・ファン・フェルトホーフェン氏になります。今日配布された演奏会のパンフレットに掲載されていました。ヨス・ファン・フェルトホーフェン氏は1983年からオランダ・バッハ協会の芸術監督をつとめられ私たち合唱団とはJVC国際協力コンサートを通じて1997年と2005年バッハのクリスマス・オラトリオで共演させて頂きました。来年もクリスマス・オラトリオを指揮して頂けることになりわくわくします。今年5月にオランダ・バッハ協会の芸術監督を来年退き、新しく芸術監督に佐藤俊介さんが就任することが発表され大きな話題になりました。

 

12月1日 オーケストラ合わせ 

 本日は、オーケストラ合わせ、昼過ぎからソリスト、夕方から合唱団との合わせがも行われました。残念ながら、ソリストと合わせを聞きのがしたのですが、オーケストラ曲、序曲とPifaを聞くことができました。合唱曲は割にゆっくりしたテンポでしたが2曲とも速めのテンポでした。オーケストラとの合わせになるとやはり、対位法で書かれた曲になると、パート間、オーケストラとのテンポに不整合が発生します。教会の礼拝堂の響きとの関連、オーケストラとの微妙な距離によって発生する微妙な差がテンポの食い違いを発生させるようです。明日のステージ・リハーサルでホールの響きを確認しながら調整しなければなりません。

 

 


2017年11月の練習予定

 カレンダーも後2枚になってしまいました。10月の後半は台風と前線の影響で天候不順が続きましたが、やっと天気は回復周りの木々も色づき始めました。今月は12月のJVC国際協力コンサートの演奏曲目ヘンデルの「メサイア」の練習に追い込みをかけなければいけません。

 

11月の練習状況

11月30日 

 11月の練習はこれで終りと同時にコンサート前の合唱団のみの練習は今日で終わりです。ベンジャミン・グッドサン氏の発声練習から始まりました。曲の練習は火曜の練習で出来なかった47番のWorthy in the lambから始まりました。発声については腰の支えを使い、口先だけの声にならないよう響く声で(これはいつも注意されていることです。)、ディクション、アーティキュレーションの作りかたなど重要なポイントについての練習を行いました。全体的には、指揮者の要求に答えることのできた練習になったと思います。明日はオーケストラとの練習です。得てしてオーケストラのボリュームに押されるような感覚に陥り演奏が荒れてしまう傾向があります。今日の練習で作り上げたことを明日も実現できるようにしたいものです。

 

11月28日 特別練習

 JVC国際コンサートで指揮をするベンジャミン・グッドサン氏との初めての練習です。いつも、本番の指揮者との初顔合わせは緊張するものです。アマチュアの私たちからおこがましいのですがどんな指揮者なのか、指揮者側からすると私たち合唱団はどの位の実力なのかというぶつかり合いが起こります。若干27歳と言うことで私たち合唱団のメンバーからすると息子位の年頃ですが、いろいろのキャリア・パスを持っていらっしゃるようです。ベルリン放送合唱団(サイモン・ラトル/ベルリン・フィルの話題になったブラームス「ドイツ・レクイエム」、オルフ「カルミナ・ブラナ」、バッハの「マタイ」「ヨハネ」のコンサートに出演)のアシスタント指揮者に抜擢され、今年のウラディミール・ユロフスキー/ベルリン放送交響楽団のベートーヴェンの第9交響曲の合唱指揮者として名前が上がっており、合唱指揮者としての実力が認められているようです。今日の練習でもいつも延原先生に注意されて上手くできていない個所をしっかり指摘されてしまいました。本番まで合唱のみの練習、オーケストラとの練習、ステージ・リハーサルの3回の練習で指揮者の意図する音楽に仕上げなければなりません。

 

11月23日

 今日は、延原先生が見え、ポイントとなる曲をさらって頂きました。先生は、音楽の定石ともいうべき箇所について繰り返し練習して頂きました。先生は、28日に本番指揮者のグットマンと初練習となるが、そのとき、コードリベット・コールはこのような音楽をしていますと言うことを示すことが重要で、これに対して違うことを指揮者が指し示すのであればその時直したらよい、そのまま或いはOKを出せば、合唱団としての能力を評価してもらえるはずだとおっしゃいます。以前に、青木先生もコードリベット・コールの音楽を示してほしいとおっしゃっていました。

 それができるには、まず、感覚的にでもよいのでヘンデルのメサイアの音楽とはどんなものなのか理解すること。テキストとの関連で音楽がどのような方向を向いているのか、対位法的な動きの時のパートバランスをどうとればどうとるか自分のパートが主役なのか脇役なのかを理解すること、対位法的に動く曲でもどこかでカデンツ終止形をとるところがあってそこで区切りをつけて、新たに音楽を始める必要性だとか、ただ単に譜面を通りに声にするのではつまらないですね。

 

 

11月19日 特別練習

 今日の練習は各曲のテキストの発音の確認、メサイアの各曲のテキストの元になった聖書の記述を理解し、合唱曲のみならずレチタティーヴ、アリアを含めてメサイアという曲、全体の流れを理解する目的で各曲の練習を行いました。そして、各曲がどのように構成されているのか、テキストの繰り返しをどう表現したらよいのか、対位法的に書かれている箇所に関してどのパートが主役なのかを気を付けて歌っていくのか、トゥッティになる個所のハーモニーを付けるパートのボリュームバランスなど、普段の練習ではしなかった練習をすることができました。

 日頃の練習は、最終の演奏会の指揮者がどのように音楽を作るか見えない中で練習を行うので、どうしても技術的な側面で練習が多いのですが、音楽とは何かを考える練習することができる練習は楽しいですね。

 

11月16日

 メサイアの練習は演奏会を間近にして仕上げを行います。今日は2部・3部の全曲を通しました。今回の演奏にはアリアだけでなく合唱曲の中にも小節カットがあります。合唱の最後の47番で、Blessig and honour, glory and power~のテキストで各パートが歌い継ぐ箇所で39小節4拍から53小節3拍目までをカットすることになりました。ベレンライター、オックスフォードの楽譜では何の指定もないのですが基督教音楽出版、ノヴェロの楽譜ではオプショナル・カットとして記述があります。今回の指揮者はノヴェロの楽譜に基づ来たいとおっしゃっている聞いています。同じテキストの繰り返しに煩わしさを感じているのでしょうノヴェロの楽譜の記述を採用したようです。その他、長大なアルトの20番のアリア、バスの43番のアリア、44番のデュェットでカットがあります。このカットはぼやっとしていると次の合唱曲の頭出しをとちることになります。

 

11月9日

 今日は団運営方針の決定を行う来年の評議員を決める選挙が行われ13名が決定されました。来年は今後の団の方向を決める大切な年になると思われます。

 練習の方は、延原先生が来られて、第1部の4番~18番、2部の19番・30番・35番の練習を行いました。メサイアは歌い続けてきたことによる慣れてしまっているために安易に取り組んでいる。また妙に頑張って歌ってしまう状態があるような気がします。その結果として音程の問題、メリスマが美しくならないと言う状態になっています。これを回避するには短時間で行うのは非常に難しいのだろうと思います。

 

11月5日 特別練習

 今日はパート練習を挟み、全体練習は30番と45番を除く曲の練習を行いました。前回の特別練習は台風の影響で休止せざるを得ず、演奏会1ヶ月を切っている中で団員の集まりを期待したのですが、ソプラノ・アルト・バス共に集まりが悪く残念でした。しかし、コンパクトに纏まっていたような気もしますがどうでしょう。

 

11月2 

 今日のメサイアの練習は23番の後半から始まり、25・30・31・33・35b・37番の練習を行いました。

33番の"The Lord gave the word"は19番の"Behold the Lamb of God"と同じように8分休符/8分音符の組み合わせと付点4分音符/8分音符の組み合わせパターンある曲です。ノヴェロの楽譜ではこれを付点するように書かれています。ノヴェロの楽譜のまえがきにリズムの演奏解釈として「18世紀の厳格とはいえないリズム表記を編者は次の通り取り扱った。複付点4分音符/16分音符、8分休符/16分音符と言う記譜は原資料では付点4分音符/8分音符、8分休符/8分音符と表記されているもの。ヘンデル自身も当時の写譜者・出版者も複付点音符や付点休符を使わなかったためである。一方、8分休符・16分休符・16分音符は、ヘンデル自身のものが使われている」と記している。しかし、8分休符/8分音符のパターンは他の曲にもあるにも関わらずそのままで演奏するように記譜されている。8分音符/8分音符でバロックでは付点8分音符/16音符で演奏されるケースは知っているのですが、なぜ19番と33番だけがこうなるのか不思議です。