練習予定と状況 - Diary -


2018年5月の練習予定

 今年あも3分の1が過ぎてしまいました。あっという間に3月11日の演奏会が終わり、桜が咲いたと思ったら真夏日に近い気温の陽気少し夏が来るのが早すぎます。

 今月の練習曲目は、ヘンデルの「エジプトのイスラエル人」、9月の演奏会に向けてのメンデルスゾーンの「3つのモテット」と讃美歌です。5月12・13日には合宿が行われます。

 

5月の練習状況

5月17日   

 まだ6月になっていないのに梅雨を思わせるような蒸し暑さ、今年の夏の暑さはどうなるのでしょう。今日の練習には、合宿に続き延原先生に来て頂き、「エジプトのイスラエル人」の第3部を見て頂きました。3部の1曲目の14番から最後の31番まで通しました。ヘンデルは8声の曲はルネッサンス時代からの宗教音楽の書法であるコーリ・スペッツァーティ(複合唱方式)すなわち空間的に離れた位置にある複数の合唱隊が、交互に歌い継ぐという形で「エジプトのイスラエル人」を書いています。先生はこの形を理解して次々に歌い継ぐことに留意してほしい。英語の発音については特に早いパッセージの箇所について英語を正確に発音するよりもアーティキュレーションに留意して音楽になるようにして欲しい。母音については日本語の発音にならないようにといくつかの注意をされました。この秋演奏する予定のメンデルスゾーンを理解して音楽を作ればヘンデルは理解しやすいともおっしゃいました。メンデルスゾーンはイギリスに何度も訪問し、ヘンデルの音楽を研究したこと、ヘンデルの「エジプトのイスラエル人」をドイツ人に理解してもらえるようにドイツ語に変えオーケストレーションに手を加え、アリアを付け加えた形でドイツで演奏・紹介したこと、様式的に8声の合唱曲を多く作っていること等が先生の言われる言葉になったのかなと想いました。

 

5月12-13日 春合宿  

 12日は午前から夕方まで、延原先生に来て頂き「エジプトのイスラエル人」の2部と3部の通し練習を行い。その後は、讃美歌の未着手のもの、メンデルスゾーンの第3曲"Mein Herz erhebet Gott, den Herrn"の譜読みを行いました。

 合宿の2日目は朝一番朝食前に聖日礼拝を行っています。私はこれに参加できなかったのですが、メンデルスゾーンの3つのモテットの第1曲目"Herr, nun  lässest du deinen Diener in Frieden fahren"にちなんだお話がされたそうです。

 この曲がイギリス国教会に向けて作られたこと、使用されたテキストがルカ伝の2章29から31までで所謂シメオンの歌とよばれること、それは信仰深い老人シメオンは聖霊に満たされたとき「主の使わす救い主に会うまでは死ぬことはない」と語っていたのですが、ヨセフとマリアが誕生したイエスを伴いエルサレムの神殿に詣でた時、シメオンと出会いました。イエスを見た時「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり、この僕を安らかに去らせてくださいます。・・・・」と語ったことを説明されました。また、「3つのモテット」作曲した後、メンデルゾーンは死を迎えました。「この僕を安らかに去らせてくださいます。」この曲の作曲と何かの関連性があるのかもということもお話しされたそうです。

 練習の方は、中村先生の全体のヴォイストレーニングから始まり、次にアルトとバスのトレーニング、イスラエル人の2番と4番を使って発声とフレーズの作り方についての練習を行ったそうです。他のパートは昨日延原先生との練習で上手く行かなかった。12番と23・25番のパート練習を行いました。

 昼過ぎからは、2・4・12・23・25番の全体練習、讃美歌、メンデルスゾーンの第1・2曲の歌詞付、第3曲の譜読みを行いました。

 朝から降り出した雨は練習中は非常に強く降っていましたが、帰りには少し小降りになっていました。それにしても合宿は疲れますね。

 

5月10日  

 ゴールデン・ウィークまでは汗ばむ日があったのですが、月曜から天気が悪かくなり、今日は1ヶ月前を思わせる気候になりました。今日の練習は団内指揮者のよりメンデルスゾーンとヘンデルの練習を行いました。メンデルスゾーンは第1曲と第2曲の譜読みの復習と初めて第3曲に取り掛かりました。「3つのモテット」の現在使用している楽譜は、ブライトコップですが、使用する楽譜を決める当たっては4つの出版社の楽譜を比較検討しました。昔から、ペータース社の無伴奏教会音楽第2巻に「3つの詩篇」、「ドイツ典礼」など共に含まれていることは知っていました。しかし、他の曲が含まれることから価格が高くなり楽譜の大きさがA4相当であること、カールスもA4相当の大きさの楽譜でありいつも使用している楽譜と一緒に扱うのが難しい、ベーレンライターはB5相当3曲合本になっており扱いやすそうでしたがオルガン伴奏付で歌詞が英語とドイツ語併記ですが英語が上段になっておりドイツ語で演奏する予定だったので見にくいだろう。ブライトコップは無伴奏の楽譜で大きさもB5相当、ドイツ語上段で読みやすかろうと言うことでブライトコップに決まりました。

 ここまで決めるに当たっては、各社のホームページにあるサンプル楽譜の画像で判断することができました。昔に比べて現物入手して比較せずに比較検討できるのは非常に便利になったと感じました。

 しかし、練習時伴奏が伴奏付の楽譜があったらよかろうとベーレンライターを入手しました。そこで分かったこと、「3つのモテット」は当初、イギリス国教会のために英語のテキストで作曲され、当初オルガン伴奏付だったこと、ドイツ語無伴奏の形になるまでに色々変更されたことが分かりました。ベーレンライターの楽譜は作曲の変遷を反映させた楽譜であることが分かりました。

 ヘンデルは第3部の「モーゼの歌」の14・16・18・19・20番の復習を行いました。「モーゼの歌」は昨年の教会音楽連続演奏会で取り上げこともあって、3月11日以降練習して来た2部よりはましな練習になりました。

 

5月3日  

 今日の練習はいつもの練習会場ではなく別の教会の礼拝堂での練習となりました。この教会は1929年に建てられた由緒ある建て物で、2012年に耐震補強されましたが、礼拝堂は響きが豊かで、コンサートによく使われているようです。いつもの練習会場は非常に響きが少ないので、響きのあるところで練習をするとハーモニーが良くなったように思われます。

 今日の練習は、讃美歌から行われ4月22日に練習した讃美歌21の453・530・448に加え450・451の練習を行いました。次にメンデルスゾーンの第1曲"Herr nun lässest du deinen Diener in Frieden fahren"と第2曲”Jauchzet dem Herrn alle Welt"の譜読みを行い。最後に先週の練習で上手く行かなかった「エジプトのイスラエル人」の2部の第12番の練習を行いました。


2018年4月の練習予定

 急激に春が来て急に温かくなり、桜が咲き4月に入るともう花が散り始めています。4月はヘンデルの「エジプトのイスラエル人」の復習を行います。9月の教会音楽連続演奏会に向けてメンデルスゾーンの「3つのモテット」の練習も開始され、讃美歌の練習も選曲の調整が終了すれば始まります。

 

4月の練習状況

4月26日  

 私たちの合唱団には、過去の録音された音のアーカイブと共に楽譜と音楽書のアーカイブが存在します。録音のアーカイブは一昨年から去年その整理を行い。カセット・テープやDATで保存されていたものを先輩の団員がCDRに変換され、それぞれの媒体のレーベルづくり等を行い、保管ケースの揃え、保管ケースへのタイトル表示などを協力して行い整理することができました。

 一方、楽譜と音楽書については、手をつけられないでいましたが、手をつけようと言うことになりました。元々はお亡くなりなった団員の方が手書きで整理されていたものを、分類項目を整理して、パソコン入力して管理し、検索できるようにしようとするものです。まずは棚にある楽譜などを作曲家別に整理することになり、今日も練習前にこれを行い、大体整理できつつある状態になりました。次に、手書きで書かれた記録をパソコン入力をしなければなりません。大分時間が掛かると思われますが少しづつ整理していきたいと思います。

 今日の練習には延原先生がお見えになり、ヘンデルの「エジプトのイスラエル人」の第2部の最後の13番から練習を行いましたが、12番がおおこけで先生は、この曲をどうすれば曲としてできあがるのか悩んでおられました。この曲は第2部のクライマックスなのですが、8部で各声部が交錯し、さらに早いパッセージに口がついていかいない難曲なので練習するしかないのですが、もう少し曲を理解しないと上手く行かないような気がします。練習は2部を一応、全部行うことは出来ましたが反省しなければならない練習でした。 

 

4月22日 特別練習 

 今日は25℃を超える夏日、練習場までの坂道を汗をかき、息を切らして登りました。これからのもっと熱くなる夏の特別練習はぞっとします。今日から、教会連続演奏会の讃美歌の練習とメンデルスゾーンの3つのモテットの練習が始まりました。

 練習の始まりは、讃美歌の21-453、530、448の譜読みと歌詞付を行いました。讃美歌では、テキストとアーティキュレーションの関係についての注意が多くされました。

 次に各パートに分かれ「エジプトのイスラエル人」の練習を行い。歌い切れていない部分を中心に繰り返し練習をしました。

 その後の総合練習は9・11・12・13番の練習を行いました。総合練習の後半でメンデルスゾーンの「3つのモテット」の69-1のシメオン讃歌、69-2の詩篇100の練習を行いました。

 

4月19日 

 今日の練習は団内指揮者よる練習でしたが、ヴォイストレーナーの中村先生に来て頂き、発声を見て頂くと同時にフレージングや音楽的表現についての指導を頂きました。別室では「エジプトのイスラエル人」の2番と4番を使用してソプラノの特別練習が行われ、アルトと男声は9番と10番のパート練習を行いました。全員練習は2番と4番の練習を行いました。

 今日、9月の教会音楽連続演奏会の讃美歌楽譜が配布され、3月末から販売してきたメンデルスゾーンの楽譜も全体に行き渡りました。今度の特別練習から練習が始まるとアナウンスがされました。

 

4月12日 

m数日、天候が悪く強い風が吹き荒れていましたが、今日は一変して温度が上がり少し動くと汗ばみました。今日の練習は団内指揮者で「エジプトのイスラエル人」の11・12・13番と7・2番の練習を行いました。

 11番はコラール風のテーマが対位法で進行し、突如として下降するテーマとそれに反行するテーマが各パートに引き渡される形で書かれてその間に最初のテーマが重なるように書かれているのですが、なかなか頭出しが上手く行かなくずれてしまいます。

 次に、12番は第2部の最大の見せ場となる海が干上がりイスラエル人が其処を通り抜けた後、また水に覆われて追って来たエジプトは海に飲み込まれしまうところです。そのため曲が大きく3つの部分に分かれています。最初は2回トゥッティがあり次にフーガになります最初のテーマは堂々としたものですが16分音符で下降するフレーズが各パートに交互に出てくるのですが伴奏が16分音符がずっと続くのにうまく乗ることができません。最後の部分は4声で書かれているのですがテンポが速くテキストの発音が追いつきません。なんども練習する必要があります。

 13番は2部の終曲ですが賛歌になっているのです12番に比べて曲としてはあまり面白くありません。何かとってつけたような感じがします。

 この後7番の練習をしましたがこの曲もテンポが速くテキストの発音が不明確になってしまいます。2番は最近延原先生に絞られたので何とか様になっていました。

 

4月5日 

 染井吉野の桜は、ほとんど散ってしまいました。今年は早く咲きましたが、雨が降らなかったので花が咲いている期間は長かった気がします。

 今週も延原先生に来て頂きました。練習曲は初め8・9・10・11・12番を通して状況の確認、2番に戻って4番、6番の詳細練習を行いました。2番ではコラール風の旋律とカノン風に進行する音楽との対比と高まり一転して溜息をつくと言うテキストによる静まり最後に悲嘆の声をあげるという音楽の流れをりかいすること。4番では2番と同じように飛躍する音型のアーティキュレーションのつけ方と、クロマティックに動く音型の対比そしてそれが対位法的に各パートに引き渡され、ストレッタで盛り上がって行く音楽の形を理解しておくこと。6番は男声のトゥッティに対して女声の細かな動きのアーティキュレーション、何度も同じパターンを繰り返しになるがどのように音楽を持って行くかに留意してほしいと言われました。ヘンデルはバッハのように難しい構造になってはいない。それがヘンデルらしい音楽のふくらみみたいなものを感じて欲しいと言われました。

 

4月1日 特別練習 

 温かいというより、20℃を超える初夏のような陽気、特別練習の練習会場への道は大汗をかくことになります。今日の練習には中村先生がお見えになりヴォイス・トレーニングです。最初は全員で体操、次いでソプラノが特訓を受けました。他のパートはヘンデルの第2部のパート練習を行いました。全体練習は2番、4番、6番、8番を行いました。


2018年3月の練習予定

 2月もあっと言う間に過ぎました。3月11日は東日本大震災追悼・復興祈念コンサートです。それまではモーツァルトの「レクイエム」とフォーレの「レクイエム」の2曲の仕上げます。それ以降は、ヘンデルの「エジプトのイスラエル人」の練習の再開を行い。並行して9月2日の教会音楽連続演奏会の演奏曲目の練習を開始します。

 なお、教会音楽連続演奏会で演奏する曲目はメンデルスゾーンの「3つのモテット」OP.69に決まりました。

 

3月の練習状況

3月29日 

 本日の昼過ぎ、今日手配していたメンデルスゾーンの3つのモテットの楽譜が入荷するとのメールが入っているのに気が付きました。練習に行く前に銀行に立ち寄り釣銭の用意などを行い練習会場に向かいました。事前に入荷価格の見当はつけているのですが、万が一を考えて荷解きをして納品書で請求額を確認して団員への販売価格を決めます。今日は、入荷即販売したので団員へ事前に販売案内を出せなかったのですが70人近くの方が購入されました。しかし、練習開始までに団員は集まらないので練習が始まっても販売を続けなければならず。さらに、「エジプトのイスラエル人」の対訳を新しく入団された方に配布しなければならず保管していた在庫を見たら切らしていたのに気づき印刷をしたり、練習には参加することができませんでした。

 今日は、延原先生が来られて「エジプトのイスラエル人」の2・4・6番の練習をみて頂きました。練習前に、先日の演奏会のコメントを頂いたそうで、フォーレの方はよかった特にテナーのパートソロはよかったとのお褒めの言葉を頂いたそうです。モーツァルトの方は飛躍音の音の取り方の難点があったので少し残念だったとのことでした。もっと他のコメントがあったのかもしれませんが直接に聞けなかったのでまた聞きのコメントです。

 

3月22日 

 先週のテナーの出席率は惨憺たる状況だったようです。色々な事情が重なってしまったようです。他に用事があっためやむなく休んでしまったものの少なからず練習に影響を与えてしまったようです。先週は「エジプトのイスラエル人」合唱曲の2番~10番の練習を行ったようです。今週は11番~13番と2・4・6番の練習を行いました。最初、譜読みで復習を行うのですが移動ドで練習するため転調するたびに読み替えをするのですが何で読み替えていたのか忘れてしまっている、「エジプトのイスラエル人」は今までに経験したことのない早いパッセージを英語で発音しなければならず口が回らず四苦八苦してしまいました。家で復習をしておかなければなりません。

 3月11日の演奏会後、ネットサーフィンしていたところテレマン協会の2011年5月3日の演奏会についてのブログがありました。当初この演奏会はヘンデルの「エジプトのイスラエル人」を演奏する予定だったそうです。しかし、エジプト兵が海で溺れ死ぬ描写のあるこの曲は、東大日本大震災で未曾有の被害を受けた状況下で演奏するに相応しくないと言うことで演奏曲目をモーツァルトとフォーレのレクイエムに変更されたそうです。この私たちが5年間続けたレクイエムの演奏会の最後の曲目がフォーレとモーツァルトのレクイエムで、練習を再開した曲がヘンデルの「エジプトのイスラエル人」とは何か因縁があるのでしょうか。

 

3月15日 

 今日からヘンデルの「エジプトのイスラエル人」の練習の再開、2部の"Exodus"の練習予定です。所用で今日の練習に参加できませんでした。練習の様子を報告できません。

 

3月11日 演奏会

 すごくいい天気でした。いずみホールはお客様がほぼ満員、演奏会場が一杯になることは演奏の遣り甲斐もありますね。(実は私は販売目標に達することができませんでした。遣り甲斐があるなどと言えた義理ではないのですが)舞台に上がる前、団員は地震が発生した1時間前に黙とうをささげてから舞台に立ちましたが、モーツァルトのレクイエムのcommunioの"Requiem aeternam dona eis domie"(主よ、永遠の安息を彼らに与えたまえ)と歌っている時、地震発生時刻の14時46分頃はなかったのではないでしょうか。

 フォーレではちょっとしたハプニングがありましたが、全体的には上手く行った演奏会だったのではないでしょうか。来場者から「よい演奏だった」と言う声も聞くことができました。

 来週の木曜日から通常の練習に戻ります。ヘンデルの「エジプトのイスラエル人」の第2部"Exodus"から練習の再開です。

 

3月10日 ゲネプロ(オーケストラ・リハーサル)

 今日は、オーケストラ、ソリストの方を含めた総合練習(ゲネラル・プローベ)です。途中休みを挟んで14時30分から19時30分まで練習を行いました。当初の予定ではモーツァルトが先だったのですが、最初に鳴り響いたのはフォーレのPie Jesuでした。また、いつもとは違いオーケストラのコンマスの位置に座っているのはヴィオラの1番の方でした。考えればヴィオラ3部で中心に活躍するからこのような配置になったのだと納得しました。この曲ではヴァイオリンが登場するのはSanctus、Agnus Dei, Libera meの後半、Paradisumです。休憩のとき団員はいつもコンサート・ミストレスを務めている方に今日は出ていないのですかと質問していましたが、今日はチェロの隣の中央側に座って演奏されていました。モーツァルトでは指揮者の左の定位置で演奏されていました。

 フォーレもモーツァルトもいつもピアノで練習しているよりテンポが遅く、ブレスが続かないところがでて来ました。先生は意図的に遅くしているとおっしゃっていましたが、教会の礼拝堂と言う会場のせいもあるような気がします。フーガや、フォーレでアルトとテナーがデュエットを行うときテンポのずれが発生していました。明日の本番前のステージ・リハーサルで確認する必要があります。

 練習の内容はさておき、この1週間テレビを見ていると、東日本大震災の復興状況やその復興が人々に与えた影響と現在の気持ち、原子力発電所の崩壊によって発生した放射能による人間だけでなく動物や植物への影響とそれによって派生する課題と将来といった問題を取り上げて放送がされていました。

 7年前映像で目の当たりにした光景は、1995年阪神・淡路震災で家の中の家具や電気製品が倒れガラスや陶器の食器が壊れ散乱して足の踏み場も無くなってしまうことを経験した私ですが、想像を絶する光景だったことを思い出します。

 地震や津波によって16,000人弱の方が亡くなり、2,500人以上の行方不明の方々がいらっしゃいました。私たちは、大震災よってお亡くなりなった方々のご冥福や被災地の復興を祈念する主旨で、この5年間レクイエムを演奏することを続けてきました。私にとって今年の演奏会のレクイエムは、この1月に亡くなった叔父を想い演奏を捧げたいと考えています。叔父は、私にクラシック音楽を聴くことの歓びを教えてくれました。叔父が居なかったら、レコード(今はCDまたはディスク)を聞いたり、音楽会に通ったりして音楽に親しむこと知り、さらに合唱団に入り、音楽する歓びも知らなかったのではないかと思っています。

 

3月8日

 今日は、低気圧の影響で朝の内は、強い風、昼ごろからは本格的な雨になりました。3月11日の演奏会に向けて合唱団のみの練習は今日が最後です。オーケストラとの練習では、合唱の細かな練習はできません。今日の練習はフォーレを中心に細かな音楽の表情付を行いました。先生は、フォーレの取り組みとして前の練習でも音楽の作り方の基本についてお話をされましたが、1900年版(第3稿)を元に今回は演奏する。1893年版ではすっきりとテンポを速めにする音楽つくりを行うが、1900年版のアプローチとして、1893年版に比べて大きなオーケストラ、我々の合唱団が80人の大きな合唱団での演奏を行うのでテンポも少し落として音楽の振幅を大きくする演奏にすると念押しされました。先生は今年の1月に1893年版を元にした演奏を行っていらっしゃるので、2つのアプローチのフォーレの「レクイエム」に取り組むことになります。1月の演奏を聞いて今回のアプローチとの比較をしたかったのですが、家の都合で聞くことができ無かったのが返す返す残念です。

 モーツアルトの練習はDomine JesuとHostiasを練習を行いました。

 

3月4日 特別練習

 気温がぐんぐん上がり、20℃まで上がったそうです。いつものように特別練習の会場への坂道を歩いて上がってくると、じんわりと汗をかきました。今日の練習は、延原先生が来られて演奏会に向けての総仕上げの練習を行いました。

 今日の練習で大きく変化したのはモーツァルトのレクイエムのIntroitusのテンポが大分遅くなりました。その理由はオーケストラ側からのようですが、確かに、dona eisやKyrie eleisonのメリスマが楽になりました。去年の演奏会では7分37秒でした。最近リリースされた2010年以降のCDでは6分40秒から7分までの時間が多い中、結構ゆっくりだったのですが、今日のテンポは時間を測っていなかったですがどの位になっていたのでしょうか。遅いテンポの演奏はベームやバーンスタインの演奏が9分を越えていましたが、そんなテンポではありません次の練習で確認してみたいと思っています。後のテンポは大きく変わったた感じはなかったように思います。

 フォーレの方は、先生は、所謂1893年版と呼称されている第2稿、室内楽志向のラター版の演奏を今年も1月に演奏されているので、1900年にリリースされたオーケストラ規模を拡大した第3稿を使い、コーラスも80人規模の私たちのコーラスとの演奏では音楽の振幅を大きくした音楽つくりを試みられています。

 

3月1

 演奏会まで、練習日は4日です。演奏会はまじかになってしまいました。今日の練習は、フォーレの全曲とモーツァルトのIntroitusのRequiem/Kyrie、SequenzのDies irae、Rex tremendae、Confutatisです。

 フォーレの練習ではフレージング、子音の発音、アウフタクト扱いなど表現について細かな練習を行いましたモーツァルトは時間が取れなかったので細かな練習は行いませんでしたが、フォーレにはない対位法で書かれた音楽をきっちりと表現することに留意すること、延原先生は日曜日の特別練習に来て頂けます。そのときモーツァルトをみっちりと練習しましょうと言うことで今日の練習は終わりました。

 


2018年2月の練習予定

 2018年の1月があっと言う間にすぎました。2月もモーツァルトの「レクイエム」とフォーレの「レクイエム」の2曲の仕上げを行っていきます。音符をただ音にするだけではない音楽的表現を目指します。

 

2月の練習状況

2月22

 2月18日は特別練習でしたが、家の都合で、練習に参加することができませんでした。今日の練習には延原先生がお見えになってフォーレの練習を行いました。始め全曲を通しましたが、きれいに歌っているが音楽がないとの指摘がありました。ピアノが小さすぎる。フォルテが汚い。音楽の振幅がない等の指摘がありました。練習のポイントはアーティキュレーションの作り方、先生はオーボエを持ち出して音楽の作り方を私たちに示して頂きました。また、モーツァルトの音楽とのニュアンスの違いなど細かい指示を受けました。取り澄ました音楽ではなく熱気のある演奏にしたいようです。静謐な音楽と言われるフォーレの音楽に熱い魂を入れたいのだと思います。

 

2月15

 今日は、団内指揮者による練習でした。モーツァルトはHostias、Sanctus、Benedictus、Kyrie、の対位法で書かれた部分を中心に練習、フォーレは全曲を通した練習を行いました。

 練習前に、CDショップに立ち寄って、先週購入を躊躇したモーツァルトの「レクイエム」のCDを購入しました。何故、先週購入を躊躇したのかは前回購入したルネ・ヤーコブスのリリースしたモーツァルトの「レクイエム」のCDがピーエールーアンリ・デュトロンと言う若い作曲家がジュスマイヤーの楽譜を元にオーケストレーション変更や新たに作曲を行ったものを、ルネ・ヤーコブスが指揮をして2016年のツアーでこの版を使って演奏を行い好評を得たという触れ込みに乗って購入したのですが、演奏自身はいい演奏だと思いましたが、ジュスマイヤーの楽譜は見事に改変されて納得のいかないものでした。

 今回のCDは、グレゴリオ聖歌を含むミサ形式で演奏されているとあったのが興味を引く点でした。一方、モーツァルトのレクイエムの完成に貢献した人々として今まで名前を知っていたジュスマイヤー、アイブラー、フライシュテットラー、シュタットラーの他、聞いたことのないスホーンデルヴィルト、ザイフリートの名前が連なって書かれており、ひょっとしたらヤーコブスのCDのようなものかと懸念しましたが、スホーンデルヴィルトはこのCDの指揮者でLacrymosaの後のAmenを作曲しており、モーツァルト・ベートーベンのピアノ協奏曲を各パート1人の少人数で自らピアノ・フォルテの奏くという試みを行っている人で、ザイフリートはこのCDの最後に付け加えられたLibera me(柩の前で行われる赦禱式」の祈りの際歌われる)の作曲を行っていることが分かりました。

 スホーンデルヴィルトはモーツァルトの死後の1800年頃を想定して演奏を試みているようで、合唱(各パート2名)とソロにジェズアルド・コンソート・アムステルダム、オーケストラにモーツァルト・ベートーベンのピアノ協奏曲を各パート1人の少人数のクリストフォリを用いた演奏を行っています。

 このCDの演奏は、1回聞いただけなので細かくは分かりませんが、オーケストラは少人数でおこなうために変更されているようですが、声楽部はLacrymosaがAmenに続けるために変更されていますがジュスマイヤーが完成した形で演奏され、少人数のため非常に風通しがよい演奏でした。グレゴリオ聖歌を含めてミサ形式でのレクイエムの演奏が経験できました。

 

2月8

 今日は、寒さが少し緩んだようですが、まだまだ寒い日々が続くようです。今日の練習は、延原先生により、モーツァルトのOffertriumのDomine Jesu、Hostias、Sanctus、Agnus Dei、Kyrie、SequenzのDies Irae、Rex tremendaeの練習を行いました。

 

2月4日 特別練習

 今日は立春ですが、寒気団の影響で寒い日がまだまだ続きます。朝からあまり体調がよくなかったので練習に行くか否か迷いましたが、昼には少しましになったので練習場に向かいましたが、練習にはあまり身が入りませんでした。今日の練習は、パート練習に多くの時間を使いました練習の中で音程が曖昧になっているのが散見するので、パート練習で修正しようと言うことでした。

 総練習が始まりパート出席の状況を確認するとソプラノの出席率がよくありません。寒い日が続き風邪をひいていらっしゃる方が多いのかもしれませんが、1ヶ月後に本番を控えているのになぜこのような状態になるのか理解できません。

 

2月1

 今日の練習は、延原先生により、モーツァルトのIntroitusのRequiem、Kyrieと、SequenzのDies Irae、Rex trendae、Lacrimosaの練習を行いました。今日入念に行ったのはIntroitus(Requiem)のアーティキュレーションの作り方、フレーズの作り方、音程をつけないで言葉としての話し方を音楽に乗せることを何度も言われ、また、腰で支えることに口やかましく言われました。IntroitusのRequiemは音楽としてヘンデルに近いとおっしゃいました。このホーム・ページの「楽曲の話」の「ヘンデル」の項でモーツァルトとヘンデルのつながりに触れました。実はRequiem aeternamのテーマはヘンデルのキャロライン王女のための葬送アンセム「シオンの道は悲しみの道」の第1曲を引用していると言われており、ヘンデルはこのキャロライン王女のための葬送アンセム「シオンの道は悲しみの道」を「エジプトのイスラエル人」の第1部に転用したことに触れました。(詳細は「楽曲の話」・「ヘンデル」を参照ください。)私たちは、「エジプトのイスラエル人」の第2と第3部を演奏会に乗せる予定で第1部は練習・演奏とも行いませんので実感は出来ません。