2023年9月の練習予定
演奏会後、2回の練習はラインベルガーの練習を行いましたが、クリスマス・コンサートの終了後練習を再開する予定です。今月からはクリスマス・コンサートに向けての練習の再開です。
練習予定はバッハのクリスマス・オラトリオの第3・4部のコラールと合唱曲(コンサートではレチタティーヴォやアリアの代わりに進行を行う形式をとります)の練習、ヴィクトリア、フォーレ、例年のアダン、グルーバーやキャロルの練習を行います。
9月の状況
9月21日
今日の練習は団内指揮者によりキャロル集から「かなしいことがあっても」、讃美歌30番(讃美歌21・211番)「朝風静かに吹きて」、The Road HomeとMadrigalの練習を行い。オラトリオはコラールを中心に練習を行いました。
「朝風静かに吹きて」は、メンデルスゾーンの48曲からなるピアノ曲集「無言歌 Lieder ohne Worte」の第2巻作品30の第3曲「慰め Consolation」が原曲です。この曲に「アンクル・トムの小屋」の作者として知られているストウ夫人が作詞しました。4声の合唱曲に編曲した人は不詳です。
9月17日 特別練習
私は、今日の特別練習には参加できませんでしたが、篠部先生が見え全体のヴォイストレーニングと男女の高声部と低声部に別れクリスマス・オラトリオの24番と36番のメリスマを中心の歌唱法とフォーレMadrigalの歌唱法についての練習が行われました。
9月14日
何時になったら、この暑さが続くのでしょうか。今日は、湿気を感じてたまりません。今日の練習はクリスマス・コンサートの練習ですが、暑さで気分がのりません。それに、阪神タイガースがマジック1で今日の巨人戦の結果でセ・リーグ優勝が決まるので、その戦況が気になって練習が気もそぞろと言う人が沢山いたようです。
9月7日
9月に入って家の近くの公園の桜の木の葉が一斉に葉を落としてしまいました。まだ、真夏日が続いているのにどのように季節の変わり目を知るのでしょう。私たちもの演習も先週でラインベルガーの練習を中断し、今月からクリスマス・コンサート向け練習を開始しました。今日は、クリスマスに因んだ讃美歌、宗教歌やマドリガルなどとクリスマス・オラトリオの第3部と第4部の合唱曲とコラールの練習を行いました。マドリガルは世俗的な内容の曲で、フォーレのマドリガルも他愛もない男女の恋の駆け引きの様子を歌ったものですが、ある資料を見たところテーマのモチーフはルターの「深き苦しみの淵から」からとられたと言う記事がありました。
2023年8月の練習予定
演奏会まで1カ月を切りました。猛暑日が続く中ですが暑さに負けず演奏会に向けて仕上げていきます。
8月の状況
8月31日
今日の練習はラインベルガーの第2曲"Hymne"と第3曲"Abendlied”は歌詞付け、第1曲の"Morgenlied"は音取りが難しいので譜読みのみの練習でした。”Abendlied”はルカ伝24・29の"Bleib bei uns, denn es will Abend werden, und der Tag hat sich geneiget"の短いテキストで作られていますが、その背景にはイエスの復活に関連するエマオへの道行と言われるエピソードがあり、ラインベルガーの音楽にもカノンで夕べに鳴り響くような鐘の音が現れるような感じがあったりします。2002年にこの曲を演奏しましたが、何回か繰り返すと思い出すとともにそのころには見えなかったなにかが見えてきます。
8月24日
演奏会後の初練習、出席は演奏会前の20%減でした、少ないテナーは50%で寂しい状態です。今日と来週は来年演奏予定のラインベルガーの「3つの宗教的な歌 op.69」の譜読みです。ソプラノとテナーが2声となる6声の合唱曲(正確にいうと第2曲はテナーは最後の終止だけ2部になります)で、人数が少ないテナーにとって酷な曲です。ラインベルガー(1,839~1901年)はブラームス・ブルックナー・マーラーと同時代を過ごし、オルガン曲と宗教曲を中心に作曲家、教師として活躍しました。オルガン曲の演奏機会が多く声楽曲ではこの曲の第3曲が有名です。
私たちは2002年にこの3つの宗教的な歌 op.69を教会音楽連続演奏会で演奏しましたので20年ぶりとなります。
8月20日 創立70周年記念演奏会
今日は「ヨハネ受難曲」本番です。朝9時、演奏会場への照り返しが激しいコンクリートの歩道を歩くと汗がどっと出るのですが演奏会場は、観客が多く入るためか冷房をガンガン聞かせていました。午前中はステージ・リハーサル、休憩をはさみ演奏会は座席交換で手間取ったため遅れて開始されました。2部を始める前に延原先生が演奏で用いるヴィオラ・ダ・ガンバなどの楽器の説明などがあっため演奏会を終え会場を出たのは午後5時過ぎになツりました。
真夏の演奏会で会場の観客の入りを心配したのですが、2階席にまでお客様が入っていました。私たちの演奏も充実したものを届けることが出来たのではないかと思います。
8月19日
今日はソリストにも集まって頂き総合リハーサルです。13時からはレチタティーヴォ、14時からはアリアとコーラスを含め第1曲から終曲までの通し行いました。今回のリハーサル会場は響く会場なので、オーケストラが響きにコーラスが圧倒されるような感じがして頑張ってしまいます。明日の会場での響きで調整しなければなりません。
8月17日
今日はオーケストラ合わせです。練習開始前に、演奏会前の恒例行事である私たちの演奏会のパンフレットに関係者から依頼された演奏会のフライヤーを挟み込む作業しなければなりません。10数名で1000枚位を挟み込むのですが、これがなかなかの重労働雑談をしながらやるのですが多少でも思い座興でタブレットにブルーレイの小型スピーカをつないで、ヨハネ受難曲をながしながら作業をすすめ全曲の演奏が終わるころにやっと作業も終了しました。
オーケストラ合わせは、1番から終曲まで順番に行っていきますが大きな問題も起こらず終了いしましたが、フライヤー挿みから終了まで休憩を除いてほとんど立ちんぼだったので家に帰りついたときには足が棒のように固まってしまいました。後残すのは土曜日は総合リハーサル、日曜日は本番だけです。2020年の3月に練習を開始し、新型コロナでたびたび練習を中断したり、ヨス・ファン=フェルトホーフェンさんの指揮での演奏を断念しなければならなくなったり、いろいろな障害を克服して演奏会を開催することが出来ます。
8月10日
今日の練習には延原先生は、ご都合で来られませんでした。私は来年の教会音楽連続演奏会で演奏予定のラインベルガーの楽譜を販売しなければならなかったので練習が開始された後もしばらく練習には入ることが出来ませんでした。練習は先生から指摘のあった曲を中心に練習をしました。
8月6日 特別練習
今日は、昼一番から盆参りと言うことで朝からお坊さんを迎える準備でバタバタしました。お坊さんの夏は盆参り他の行事で目の回るような忙しさと書き入れ時でもあるそうで、私の家の後も吹田・豊中・西宮・神戸の灘区と回るそうです。私は、家で続けてきた宗派を受けついでいるだけで熱心な檀家でもないのですが、両親や先祖を祀る上で何かあるのではないかと、お盆などの行事を受け入れています。一方で、キリストに纏わる宗教曲を好み、合唱を行っている矛盾を感じています。
今日は、日差しがさすようでしたが、台風の影響か、今日の練習場のある吹田駅の高層ビルの下では強い風が吹き少しは楽でした。練習には遅れて参加しましたが、篠部先生が声楽家から見たアーティキュレ-ションの作り方など延原先生とは違った観点でのアプローチを聞くことが出来ました。
家に帰り、注目の新進音楽家の沖澤のどか、クラウス・マケラ、藤田真央を扱ったテレビ番組がありました。沖澤のどかはドイツで研鑽を積み、京都市交響楽団の常任指揮者に就任した方ですが、モーツァルトの交響曲36番リンツの演奏でしたがキリっとしまった演奏で好感を持ちました。京都市交響楽団での演奏を聞いてみたくなりました。クラウス・マケラは1,996年生まれのフィンランドの指揮者で2020年にパリ管弦楽団の音楽監督に就任し、2027年からロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任することが決まっている引く手あまたの活躍している指揮者ですが、聴いたモーツァルトのレクイエムはオーソドックスなアプローチですが細かい表現に対するコントロールがすばらしく、それに対応していたオランダ放送合唱団もとてもよかったように感じます、藤田真央はクララ・はスキル国際ピアノ・コンクールで優勝、チャイコフスキー・コンクールでは2位を獲得した逸材で会うが、私は彼が弾くピアノの音が好きです。
8月3日
うだるような暑さが続いています。何もやる気が起こらないのですが、練習には何とか心を奮い立たせて出かけています。演奏会に向けて先生のコメントが詳細にわたっています。メモしても切りがなく頭に叩き込むしかありません、
2023年7月の練習予定
今年も、半年過ぎてしまいました。演奏会まで2カ月を切りました。暑さに負けず演奏会に向けて仕上げていきます。
7月の状況
7月27日
大阪・枚方市で39.8℃豊中の観測点でも39℃を超える気温を記録したということで、私の住んでいる場所でも同じくらいの気温になったのではないかと思います。エアコンを入れて就寝することが好きではないのですが、昨晩からの気温と湿度からたまらずエアコンを入れて何とか寝ることが出来ました。練習に行く夕方、道すがら人がほとんどいなくゴーストタウン化しています。練習場では50人近くが練習場に入るのでエアコンを入れざるを得ないのですが、練習の時間が経過すると肌寒さを感じてきてきます。温度のコントロールが非常に難しく感じます。
練習は延原先生が来られてコラールを中心に練習を行いました。いつものことですが、アフタクトの処理の仕方、強調する言葉、母音の発生し方など詳細な練習を行いました。
7月23日 特別練習
熱中症になりかけでしょうか頭がぼっとして、やる気が起きません。練習を休ませてもらいました。
7月20日
梅雨が明けたそうです。このところ続いた傘を持って行くか行かないかの心配は不要でしたが、暑さが襲ってきました。
今日の練習は延原先が来られ、第1曲から順に曲の仕上げを行いました。特に、コラールについては、アフタクトの取り方、抑揚の作り方など細部についての指導がありました。ヨハネ受難曲のいろいろな指揮者の演奏を聞いていると音楽の作り方が、淡々と進めて行くやり方と、ドラマチックに進めるやり方があるように感じます、延原先生はコラールについてはドラマティックに、合唱曲では21番b以降では初めから熱くなるのではなく抑制を利かせ、音楽の向かっている方向を理解し抑揚をつける。フーガでの各パートの入りと他のパートのバランスなどをよく考えた音楽作りをすることを何度か口にされました。
7月13日
昨日の夜8時ごろ、近所の府道を向こう側の住宅地で火事が発生し、ベランダからみていると風にあおられ火が広がり、消火の水が的中すると火の粉が巻き上がり、100m以上離れていいるにも関わらず熱さも感じるほどでした。火事は12時前には鎮火しましたが4戸の家が焼けたとのこと、毎日、線状降水帯の影響で川の氾濫、がけ崩れなど各地で起こっています。天変地異で被害を受けること大変ですが、原因は分かりませんが延焼で家を失ってしまうのは大変だと家族と話しをしていました。
今日の練習にも延原先生が来られる予定でしたが急用で来られず団内指揮者により、コラールを中心にして音程が不確かになっている個所を中心に練習を行いました。
7月9日 特別練習
朝晴れているとセミの声がしてきます。夏ですね、今日の特別練習には篠部先生が来られてヴォイス・トレーニングの予定でしたが、体調がよくないとのことでパート練習と団内指揮者で第2部全曲の練習を行いました。テナーのパート練習はwo-hinの練習を重点的に行いました。パート練習の時、ヨス・ファン・フェルトホーヘンの受難曲の演奏についてコメントがありました。この演奏は2004年3月に録音されたものです。この演奏は、1724年ヨハネ受難曲が初演された時の楽譜を
ピーター・ディルクセンがパート譜などを基に修復した楽譜を使用しています。大きな違いはフルートが用いられていないことです。
また、私たちが使っている新バッハ全集のの楽譜とはコーラス部分でも少し異なっているところが見かけられます。そして、声楽陣はコンチェルティーノ(エヴァンゲリスト、イエス、ピラト、アリアを歌うソプラノ・カウンター・テナー、テナー)6人とリピエーノ(ソプラノ1人、アルト2人、テノール1人)の9人で全曲を歌っています。コラールと合唱については各パート2人で歌っているようでパートがくっきり聞くことが出来ます。
7月6日
久しぶりに雨が降るか降らないかを気にせずに出かけることになりましたが、30℃を超える真夏日となり、汗だくで練習場に着きました。練習は延原先生がお見えになって1番から~23と 25b,26,32,39番の合唱・コラール,の練習を行いました。難問の24番は今回は保留となりました。日曜日の特別練習の最重要課題になるようです。コラールについてはテキストや音楽の流れに表情を付けることを要望されました。
この1週間に3種のヨハネのCDを聞きました。ハンス=ヨアヒム・ロッチュ / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団/ ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団の演奏、ペーター・シュライヤー/シュターツカペレ・ドレスデン/ライプツィヒ放送合唱団の演奏、もう一つシンギスヴァルト・クイケン/ラ・プティット・バンドの演奏です。ロッチュおよびシュライヤーの演奏はエヴァンゲリストがシュライヤー務めておりその演奏の違いと指揮者シュライヤーがどのような音楽を作っているのに興味がありました。シュライヤーのエヴァンゲリストは録音されたのに約10年以上離れているのでロッチュの演奏では美声ではあるけれども力で押しまっくた感がありますが自身の指揮での演奏では余裕を感じさせせています。ロッチュの演奏は淡々と音楽が進行していくのに対して、フーガでの各パートのバランス、コラールでの表情付けなどを感じさせていました。クイケンは1987年と2011年にヨハネのCDを出していますが聞いたのは1987年の演奏です。全体にテンポがゆっくりで合唱で勉強するには丁度いいのでは、エヴァンゲリストのクリストフ・プレガルディエンがすごくすきです。息子のユリアンもいいテナーでラファエル・ピション(Rafael Pichon)とのマタイ受難曲のCD、同じくピションとのヨハネ受難曲がYou-Tubeに上がっています。
2023年6月の練習予定
5月末に梅雨入り宣言がありました。もう2か月でヨハネ受難曲の本番を迎えます。仕上げに向けての練習に拍車がかかります。
6月の状況
6月29日
今日も各雨を気にして出かけることになりました。練習が終わるころ雨が降り出すという予報でしたが、家に帰るまで雨に降られることはありませんでした。今日の練習も延原先生に来ていただき40,27b,26,25b,24,23f,23d,23b,3番の練習を行いました。40番について39番の合唱曲の後になぜ付け加えたかよくわからないが素晴らしく感動的なコラールと言われ前半は静謐に後半を感動的に終わらせるようにしたいと言われました。次に27bのコーラスについて早いテンポでやることになりました。24番のバスのアリアに”Wo-hin"曲について音程、音出しの遅れを指摘されました。40・26・3番のコラールは全て弱起(アウフタクト)で始まる曲において4拍目から1拍目に入る間を大切にして欲しい。また、よく言われることですが長く伸ばした音の切れ目を目いっぱい伸ばすのではなく、次の音に入れるようするように留意してほしいと言った今までに何度か耳にした注意をされました。先生が所用で退席した後、24番の練習で団内指揮者にテナーが徹底的に絞られました。音程に関しては、バスのアリアからでも、オーケストラ(ピアノ)の音からでも取れるので各自の方法を見つけて音程、リズムをとれるようにしなければならないと深く反省した次第です。
6月25日 特別練習
遅れて練習に参加しました。コロナの関係で練習場所を制限が解けて、久しぶりにパート練習を行っていました。演奏会前2か月で各パートの音程を確認するためです。その後、このパート練習を踏まえて全体練習を行いました。全体練習では延原先生からの指示に基づいた表現の確認も行いました。特別練習は通常の練習に対して2倍の練習時間になります。それだけ練習量を確保できるのですが、休憩時間は確保されているのですがやはり疲れてしまいます。
6月22日
今日もまた空模様が怪しく天気予報と空の様子をにらめっこをしていました。幸い雨には遭遇しませんでしたが折り畳み傘をカバンに突っ込んで出かけなければなりませんでした。
今週、手元にあるヘルヴェッヘの2種類のヨハネ受難曲のCDを聞きました。1つは1987年の録音した新バッハ全集による録音でもう1つは2001年に録音した1725年の第2稿によるものです。第2稿は冒頭の曲が”Herr"の呼びかけで始まるのでなくマタイ受難曲の第1部の最後のコラールとなった曲を冒頭に使っているほかアリアに変更、終曲のコラールも異なるものになっています。ヘルヴェッヘの演奏はいずれの演奏もコーラスはよく揃っており、冷静で淡々と美しく進行されているので、あまり感動することなく終わったという感じです。ちなみにヘルヴェッヘは2018年に新バッハ全集によって再録音していますが、この演奏は聞いていません。
今日の練習は、延原先生が見えて15,16b,16d,17,18b,21f,32,37,24の練習を行いました。16b,16dについていろいろ演奏では声を張った演奏が多いが、曲全体の流れから考えるとあまり声を張らないようにして欲しいと言うように、曲全体をどうまとめるかの指示が多くありました。24番ではwo-hinの音程も含めて揃っていないとの指摘がありました。
6月15日
梅雨の時期、天気予報と空の様子をにらめっこしながら、長い傘か折りたたみ傘かを思案しながら出かける準備をしています。
今日の練習は団内指揮者によりヨハネの22番のコラールから32番のコラール付きのバスのアリアまでと40番のコラールの練習を行いました。22番のコラールはフリードリッヒ・スメントによってこの曲を中心にして前後の楽曲がシンメトリーを構成しておりヨハネ受難曲の理念の集約であるとの説を唱えたコラールです。32番は今日の練習は死刑判決より十字架にかけられイエスが"Es ist vollbracht!"の言葉を発しこと切れるまでを表現している個所を練習でした。40番のコラールはヨハネ受難曲の掉尾となる曲ですが、今まで練習の機会に恵まれていません。今日の練習でも不完全燃焼という感じです。
6月11日 特別練習
天候のせいかあまり体調がよくありません。特別練習を休ませていただきました。
6月8日
今週も台風が発生しましたが、直接日本に来ることはないようですが先週と同じように梅雨前線を刺激で今日の夕方から雨が降り出し、私が練習場に着いた後、結構強い雨が降ったようでびしょ濡れになったと言いながら入って来られる方もありました。練習終わりには小やみになっていましたが毎週練習日に雨が降るのは嫌な気分になります。
練習は、はじめにクリスマス・コンサートの曲を練習し、後半は先週、延原先生に指摘を受けた曲目の音程の確認を中心に練習を行いました。
練習前にヨハネ受難曲の演奏会に向けてのダイレクト・メールの発送準備を行いました。演奏会も後2か月で緊張感が増してきているように感じます。
6月1日
気の早い台風が発生しました。直撃は避けられたようですが、この台風の影響で梅雨前線が刺激されて大雨が予想されています。今日も、夕方から雨が降り始めるということでいつもなら最寄りの駅まで自転車で行くのですが、折り畳み傘を持参してバスで出かけました。しかし、雨に降られたのは家に帰りつく直前のバスを降りて玄関口まででした。
今日の練習は延原先生が見え1部と15番のコラールと39番の練習を行いました。今日の練習には、音楽の作り方の鉄則など重要なポイントについての話がありました。例えばテキストが繰り返されるときの音楽の持って生き方。アウフタクトと次の1拍めに持っていくときの表現の仕方などです。1部の終わりの14番のコラールが終わった後に休憩が頂けるかと思っていたら、2部の15番のコラールの練習に入り、この練習が終わった後にやっと休憩をとなりました。休憩後39番の練習をみっちりと行いました。
2023年5月の練習予定
もう今年は4カ月が過ぎこの年の3分の1が過ぎたことになります。コロナの対応が5月8日から「5類感染症」になることも含め、練習のマスク着用についても変更に変更になる可能性がありますが、練習は8月20日の演奏会に向けて「ヨハネ受難曲」の練習に仕上げに向けての練習となります。一方、年末の演奏会に向けての練習も特別練習日に練習を行っていくことになります。
5月の状況
5月28日 特別練習
木曜日に水田に水が張られていたと書きましたが土曜日には田植えが行われていました。久しぶりに特別練習に参加することが出来ました。篠部先生に来ていただき発声の指導をして頂くと共に男声と女声に分かれての練習を見て頂き21bの"Sei gegrüsset, lieber Jüdenkönig"のウームラウトの発音にし方などや飛躍音の音の取り方などを含めた指導を受けました。特別練習は14時から18時までの練習で途中休憩を充分にとるのですが通常の練習時間の倍となるので非常に疲れます。今日は体調もあまりよくなかったこともあり家に帰るとぐったりしてしまいました。
現在、ヨハネ受難曲の音源を12種類を所有しており、とっかえひっかえ聞くことが多いのですが、現在気に入っている演奏はJ.E.ガーディナーによる2021年の録音された演奏でCDとブルーレイによる映像が含まれたものです。映像で見ると合唱はコロナの蔓延中のこともあり、合唱団は距離を保って歌っているのが見られます。ガーディナーの演奏は1986年の整然とした演奏に比べると熱量が籠った演奏となっています。また、最近You-Tube気になったのがでラファエル・ピション(Rafael Pichon)とピグマリンと言う団体のヨハネ受難曲の演奏です。ラファエル・ピションは昨年マタイ受難曲をCDをリリースして評判になりCDを入手して聴いていたのでヨハネ受難曲がリリースされていないかさがしたところYou-Tubeに2020年の映像があったのでおり見て聴いています。ユリアン・プレガルディエンのエヴァンゲリストがとてもいいです。父親のクリストフ・プレガルディエンも素晴らしいテノール歌手で宗教曲や歌曲などで活躍しています。
5月25日
5月も後半になって、木々の緑が濃くなり、近くの田んぼには水が張られ田植えも間近に感じられます。今日は晴れ間も見られる天気でしたが、出かけようかなと用意をしているとにわかに雨が降り始めなかなかやまず雨具をカバンに入れて出かけましたが結局雨具を使わないで済みました。今日の練習は延原先生がお見えになって第2部の15番から21番bと21番fと27番bの練習を行いました。各曲が全体の進行の中でどう状況を表現しているか、コラールについてはテキストの意味をよく考えて表現をすることを強調されました。天候のせいか朝から喉の調子が悪く練習終わりには喉がガラガラ状態でした。
5月18日
今日は5月の半ばなのに30℃の真夏日を記録したそうです。急激な暑さの襲来でいつもなら6月の衣替え前にタンスの中の衣類の入れ替えを行いました。練習は、団内指揮者による練習で、年末のコンサート向けの曲目の練習路とヨハネ受難曲の中で延原先生との練習で取り上げられなかった曲の練習を行いました。
5月14日 特別練習
私事都合により特別練習を休ませていただきました。
5月11日
本日の練習はいつもの東梅田教会での練習となり、延原先生がお見えになり、1番から21番bまでと25番bの練習を行いました。今日はいつもの練習と違うテンポでの練習を試みたりして、本番に向けてどのような演奏するかについての試みが行われました。
5月4日
ゴールデンウィーク中でいつもの東梅田教会での練習に代わり天満教会での練習となりました。練習内容は、年末のコンサートの曲と先週、延原先生との練習を行った曲の復習を行いました。
その中の"The Road Home"はステファン・ポーラスがアメリカ南部で長く愛唱されてきた讃美歌集に由来する民謡から音を採りポーラスの盟友マイケル・デニス・ブラウンが新たな詩を付けた無伴奏の曲です。ノスタルジックさが大きな共感を得て、ポーラスの合唱曲の中で人気作品です。 YouTubeで"The Road Home"検索するとヴォーチェス8が演奏がしている動画が1番に検索されます。JVC とのクリスマス・オラトリオで指揮をしてもらったバーナービー・スミスとソプラノのソロをしたアンドレア・ヘインズ以外メンバーが変わっていました。YouTubeでバーナービー・スミスが指揮をした「ヨハネ受難曲」も聞くことができます。
2023年4月の練習予定
桜も満開から散り初めの情です。この4月もヨハネ受難曲の練習が続きますが、一部クリスマス・コンサートに向けた曲目の練習も開始されるようです。
4月の状況
4月27日
昨日の夜、今日の練習に延原先生がお見えになる予定がキャンセルになったとの連絡があり、そのつもりで練習に出かけましたが、練習が開始されると先生がお見えになっていましたのでびっくりしましたが、家に帰ってメールを見ると17時30分頃に来られるというメールが入っていました。出先では家のパソコンに入るメールを携帯へ転送設定していないのが原因です。
今日はコラールとフーガが基調になっている3曲の合唱曲の練習を行いました。コラールの練習では、アフタクトの使い方、小節内の強弱の表現の仕方(4拍子の強・弱・中強・弱)当たり前だけれど私たち関西人に多く見られる母音を強く伸ばす特質に起因すると思われる強弱の乱れ、子音の正確な発音、開放的ならない母音の発声など細かく指示されました。フーガの合唱についてはフーガの音楽の特質を理解した上で音楽を作って欲しいと言われました。
4月23日 特別練習
朝早くから所要があり時間がかかり帰宅すると12時を過ぎており、昼食をとった後、疲れを感じて、練習に行く意欲が出なくなり練習を休みました。
木曜日の練習に見学に来られた方が、入団されることになり特別練習にも来られパートはテナーということです。前回、入団された方もテナーだったので数少ないテナーにとって大変喜ばしいことです。
練習において、フォーレの「マドリガル」作品35の練習を行ったとのこと、マドリガルはポリフォニーの世俗歌曲でジェズアルドやモンテヴェルディなど作曲家が知られています。フォーレの「マドリガル」のテキストはシルヴェストル・アルマンによる恋の駆け引きを題材した詩ですが、フォーレがつけた音楽はピアノ伴奏による美しい曲です。どうしてクリスマス・コンサートの曲として選曲されたのかは分かりませんが何か意図があるということです。ちなみにこの「マドリガル」は劇音楽「マスクとベルガマスク」全8曲の1曲として管弦楽付きで転用されました。さらに、「マドリガル」を含む声楽のの入った曲が除かれて管弦楽のみの作品112となりました。
4月20日
急激に気温が上昇し、真夏がもうそこですと言うような状況です。このまま夏に突入とはならないとは思うのですが、今年の夏が思いやられます。今日も、クリスマス・オラトリオの楽譜が入手できていなかったので楽譜屋に立ち寄ってから練習会場に向かいました。楽譜は入荷しており、団員に手渡すことが出来ました。
今日の練習は夏に向かおうとする時期ですが、ヨハネ受難曲の演奏会に日程の関連でヨハネの練習の合間にクリスマス・コンサートの演奏曲目の練習に取り掛かっておかないといけないということで練習が開始されました。最初に取りかかかったのは、讃美歌30・讃美歌21の211番の「あさかぜ静かにふきて」です。この曲はメンデルスゾーンの無言歌の第2巻第3番の「なぐさめ」に『アンクル・トムの小屋』の著者として有名なハリエット・ストー夫人が作った詩をつけたもので、これを基に讃美歌に取り入れられました。この讃美歌自身にはクリスマスと関係ありませんが、選曲にあたって特別な意味があるそうです。練習は数曲コンサートに関連したものでした。その後、ヨハネ受難曲の練習は先週延原先生との練習でうまく行かなかった曲のおさらいをしました。
4月13日
桜は散りましたが、ハナミズキやツツジが咲き春爛漫と言うところですが黄砂のため生駒の山並みも北摂の山々も黄色にかすんでおり、外に出かけるのが億劫になります。延原先生が今日の練習に来られるとのメールが入りマスクをしっかりして練習会場に向かいました。
練習は1番から40番まで全てを通して練習し、最後に4分の6拍子の21bと25bの歌いわけと発音の仕方としてドイツ語を意識した歌い方など細かく指導を受けました。歌い分けについては去年の10月20日の練習でも指摘を受けました。忘れないようにしたいものです。
昨日、久しぶりにカール・リヒターの演奏を1部を聞き、今日、2部を聴きました。ミュンヘン・バッハ合唱団は私たちと同じのアマチュアの合唱団ですがバッハの音楽に向かう真摯さが伝わってきます。エルンスト・ヘフリガー、ヘルマン・プライをはじめとするソリストも最近の演奏のようにきれいだなと思う以上の何かを訴えてきます。もちろんオーケストラも含めて統率しているリヒターの力なのかもしれません。
4月6日
先週に引き続き、延原先生に来ていただき練習を行いました。大きな曲1番と39番、1部の3・5・11・14番のコラールと15番のコラール、12b、21d、21f、23f、27b番のコラースです。この中で時間をかけたのは27bです。
この曲は前のレチタティーヴォで「兵士たちは、イエスを十字架につけてから、その服を取り、四つに分け、各自に一つずつ渡るようにした。下着も取ってみたが、それには縫い圏がなく、上から下まで一枚織りであった。そこで、彼らは話し合った。」を受けて「これは裂かないで、だれのものになるか、くじ引きで決めよう!」と言う内容に順列フーガという対位法技巧を使って、6小節のフレーズをバス → テナー → アルト → ソプラノの順に1小節遅れで繰り返しています。内容的にはたわいもない兵士の争いを音楽で表しています。何かくるくる回るコマの動きのようです。コラールのようにテキストの内容を感情を込めて歌い上げるという音楽とは全く異なる音楽です。
4月2日 特別練習
木・金・土曜日に出歩いてせいか日曜日の朝から頭痛や体のだるさがあり、特別練習に出かける意欲がでずお休みさせていただきました。
2023年3月の練習予定
2月もあっと言う間に、過ぎ去りこんな調子で1年が過ぎていくのでしょうか。この3月もヨハネ受難曲の練習が続きます。
3月の状況
3月30日
今日で3月の練習は終りとなり、桜は満開を迎えているようです。今週も延原先生がお見えになって第1部の1番から14番までと2部の16番bとd、18bの練習を行いました。
先週のクリスマス・オラトリオの楽譜の件は、各自全曲の楽譜を持って欲しいとの意向があったので、まとめた冊数を手配するのではなく必要数を入手することにし、楽譜屋に直接行き購入することにしました。さらに、以前在籍されていた方が復帰されると言う連絡を受けヨハネの楽譜を入手して欲しいとのこと、これも同時に楽譜屋の直接出向き購入することにしました。しかし、入手後楽譜を確認したところヨハネの楽譜が1725年の第2稿の楽譜でした。3冊の重たい楽譜を携え楽譜屋に戻り、私達が使用してしている楽譜に交換してもらうドジをしてしまい練習場に着くまでに疲れてしまいました。クリスマス・オラトリオの楽譜については、もう1冊入手する必要があります。それにしても楽譜が円安のせいで以前より高くなっているのは辛いです。
3月23日
暖かい日が続き家から見える桜の木が七分咲きです。今日は生憎、雨が降りましたが花が散るようなことはありません。少々早めに練習会場に着くと延原先生が車から降りられどこかへ行かれるのに出会いました。今日は先生が来られる予定ではなかったのにと思いながら誰もいないひとりで練習会場に椅子を並べていましたが、練習時間になると先生がお見えになりました。練習は1番と39番の曲作りをしてもらいました。やっていて今まで聞いてきたいろいろの演奏の曲の作り方を思い出しつつ、音楽らしくなる過程を感じながら充実した練習時間を過ごしました。
先日の運営委員会の議事録がメール配布されクリスマス・コンサートでクリスマス・オラトリオの3・4部を演奏予定であることとクリスマスに因んだ曲の選曲がすみ、ヨハネ受難曲の練習の間に練習をしていきたいという報告が記載されていました。今日の練習中これを読んだ新しく入られた方からクリスマス・オラトリオの楽譜は無いでしょうかという問い合わせがありました。2018年のJVC国際協力コンサートで演奏して以来、多少残っていた楽譜で必要な時まかなってきたのですが、去年その在庫もなくなり、新しい楽譜を手配しないといけないと思っていたのですが部数が少なく以前のように在庫を持つ判断が非常に難しく、さらに今回のように3・4部のみと言うと数十ページで済むのに、200ページ程の重たい全曲の楽譜で以前は2,500円ほどで買っていただいていた楽譜も円安のおかげで3,000円以上になる物を買ってもらわなければならないのは大変気の毒だなと思っています。何かいいアイディアはないものかと思案しています。
3月16日
今日の練習は、団内指揮者による練習でヨハネの第2部初めの15番のコラールからの22番のピラトの審問と言われる部分の練習を行いました。15番のコラールはイエスが何の悪事をされていないにも関わらず盗人のように捕らえられ神をも恐れぬ人々の前に引き出され偽りの罪で訴えられ辱めを受けたこれは聖書に書かれていたという内容です。16番から21番はこの内容を詳細に説明している部分となります。
練習でヨハネばかりに触れているので、久しぶりのブラームスのピアノ協奏曲を聴きました。アンドラーシュ・シフがピアノと指揮を行い、ピアノはブラームスが使っていた時代のブリュートナーを使用し、古楽器を使用するエイジ・オブ・インライトメントと共演したものです。スタインウェイなどの現代のピアノと現代のオーケストラで演奏されたものと比べ清明で重くないブラームスが聞けました。
3月12日 特別練習
3月中旬なのに4月中頃の陽気で、練習会場までの坂道を息を切らせて登ると汗が滲んでいました。今日の練習はあまり成果が上がっていない女声と男声が分かれて21d.23d.27b番と女声とテナーで24番アリアのコーラス部分の練習などの練習を行いました。少しは前に進んだようです。14時から18時の4時間に戻って慣れていない背もあるのでしょうか家に帰りつくとぐったりします。
3月9日
今日は、延原先生がお見えになって、ヨハネ受難曲の第1部を中心とした練習を行いました。3・5・11番のコラールは弱起の曲ですがこの弱起の扱いについて何度も注意されました。また、メッサディ・ヴォ―チェでフレーズを作るのはいいけれど、特に終止においてボリュームを落とさないよう注意されました(これはブレスが保持できていないことが原因かも)。コーラス曲については、まだ音楽が形になっていないと言うことで音程も含めてテンポを落としての練習になりました。練習の後半27番bの練習を行いましたが2月16日の練習ではお褒めの言葉がありましたが今日はダメ出しが多く出ました。音楽として各パートが1小節遅れで同じテーマを追いかけていく音楽の形を理解できていないとの指摘がありました。
3月2日
今日は、団内指揮者による練習で22番のコラールから28番と37番のコラールの練習を行いました。37番のコラールの練習は久しぶりです。この曲は第2部冒頭の15番のコラールに対して半音高いピッチで書かれ和声付けもほぼ同じなっています。イエスの死により一つのドラマが終わったところにこのコラールが用いたのはヨハネ受難曲で言われるシンメトリーの楽曲配置と関係があると言われています。
2023年2月の練習予定
2023年も、もう1カ月過ぎました。今月も「ヨハネ受難曲」の練習を行います。
2月の状況
2月23日
今日は、所要があり練習を休みました。夕方、パソコンアを開けメールを確認すると今日も延原先生が来られるとのこと練習に参加できなく残念でした。
2月16日
コロナ前には、練習会場に30分前に着くと、既に何人かの団員が来ていて練習会場の椅子を並べたりしていました。現在は同じ時間に着いても、1人も来ていないことが多く椅子並べを1人または2人位でやらないといけないことがよくあります。
練習が始まる前に疲れてしまいます。事前に延原先生が練習に来られるとの連絡がなかったと思うのですが、発声練習が終わると先生が見えて1番から27番bと39番の合唱曲と3番・40番のコラールの練習を行いました。27番bについて今日の練習で一番出来が良かったと誉め言葉を頂きました。
2月12日 特別練習
今日は、春を感じさせる天候で、練習会場に向かう坂道で息が上がるのが嫌なのでゆっくりと歩いていると団員の方が追い付いてきて、私に、バッハのBWVの作品番号に”R”がついている曲はなになのかを問われました。その時の私の答えはもともとあった曲が改作または編曲されたものとですと回答をしました。実は私の頭によぎったのはオーボエとヴァイオリンのための協奏曲BWV1060Rでした。この曲はバッハがもともとオーボエとヴァイオリンのための協奏曲と作曲したものを2台のためのチェンバロ協奏曲に改作しましたが、もともとのオーボエとヴァイオリンのための協奏曲の楽譜が失われることになりチェンバロ協奏曲の楽譜のみ残されることになり。のちのち2台のチェンバロ協奏曲の楽譜をもとにマックス・ザイフェルトがオーボエとヴァイオリンの協奏曲として復元しました。2楽章のアダージョはオーボエの影のある音色がこの曲にふさわしく思っており好きな曲です。
練習は、篠部先生による発声練習でした。ヨハネ受難曲の冒頭のヴァイオリンのパートを基にした楽譜によるメリスマの歌唱法の練習をおこないました。続いて曲の練習中では離れた音程の音の取り方などいろいろとアドバイスを頂きました。
2月9日
コロナの感染者数も落ち着いてきて、マスクの着用についての論議がされています。着用は本人に任せることを基本とするようですが、座席指定がされていない混雑したした状態の交通機関では着用を奨励するとか学校の卒業式に於ける国歌斉唱など歌う時にはマスク使用すると言うようなことになるようです。とすれば、合唱の練習などはマスクをしなければならないような状態になるのかななどと思っています。今日の練習ももちろんヨハネ受難曲の練習です。
2月2日
ヨハネの第2部15番のコラールから23番dの合唱曲までの練習を行いました。23番d”Weg, weg mit dem, Kreuzige ihn!"は短いテキストの繰り返しですが、音程が上がり下がりで時々どこを歌っているのか分からなくなってしまいます。もう少し練習を繰り返せば慣れるとは思うのですが、苦手な曲です。
家に帰り、CDショップのホームページを見ていたら、今回の「ヨハネ受難曲」でもともと共演する予定だったヨス・ファン・フェルトホーフェンの名前が出てきたので内容を確認したところ、バッハの「マタイ」「ヨハネ」「ミサ曲ロ短調」「クリスマス・オラトリオ」「マニフィカト」をまとめたボックス版が3月に発売されるという案内でした。もともとこれらのCDはオランダのユトレヒトの博物館とタイアップした所蔵の絵画や彫刻の写真が入った立派な装丁の解説書が付いていました。今回のボックス版には歌詞はついていない(立派な解説もついてはいないのでは)とのことですが、いい演奏ばかりだったのでまとめて安い値段で入手できることになったの従来版のCDが入手困難になっているようだったの喜ばしいことです。
2023年1月の練習予定
1月5日より今年の練習を開始します。8月20日の演奏会まで「ヨハネ受難曲」の練習を中心に行います。
1月の状況
1月29日 特別練習
今日の練習は年明けの練習会場と同じの聖愛教会です。いつもは、大阪市内の北で練習しているので、大阪南のあべのハルカスがすぐそばに見える南まで行くとなると時間がかかります。今日は総会が練習の間に開催されました。総会は今年1年の昨年の状況の確認と今年1年の方針を決定することになります。今年の演奏会の予定は8月20日の「ヨハネ受難曲」と昨年に引き続きクリマス・コンサートを12月2日に開催予定です。
練習は団内指揮者により25番のコラール以降の曲の練習を行いました。
1月26日
今日の練習は、団内指揮者で26番のコラールと27b番の合唱曲、延原先生がお見えになってからは39番の合唱曲を徹底的に練習を行いました。それはフレーズ毎にどこを膨らせるのか、言葉をどこで切ればよいとか言った歌唱方法を細かく指導して頂きました。例えばテナーのダ・カーポに入る前のMacht mir den Himmel auf und schließt die Hölle zuフレーズの8分音符のschließtを強く、少し延し気味して切って欲しいと言われました。家に帰ってテキストの意味を調べてみると「それは天国の扉を開き地獄への道を閉ざすのです。」で、schließtの個所はソプラノとアルトは低い音域で歌われているのに対してテナーは高音域で目立つよう書かれており、特にschließt(閉ざす)という言葉を強調したいことであったと理解しました。
1月19日
今日の練習には、延原先生がお見えになっての練習で、1番から24番のアリアの合唱部分を除く26番のコラールまでの練習を行いました。音楽としてどう聞かせるか、歌いやすさも含めたアーティキュレーション作り方、例えば4小節だけの23fにおいて1拍目のWirと3拍目のWirについて同じ4音符であるが1拍目をテヌートし3拍目は短めに歌うことにより4拍目続く8分音符のパッセージが歌いやすくなり明確に歌えると言ったことを教示して頂きました。来週も延原先生が来られる予定です。今日は、うれしいことがありました。メンバーの数が少ないテナーに新しいメンバーを迎えることになりました。
1月12日
今日の練習からいつもの練習会場の東梅田教会での練習です。団内指揮者による練習でを行いました。練習曲はヨハネ第19章2-22の死刑判決と十字架付け第21曲から26曲で合唱が活躍する部分です。ヨハネ受難曲の山場ともいえる個所で難しさも格別です。なかなか歌いきれず自己嫌悪に陥ってしまいます。
1月5日
今年初めての練習はいつもの練習会場ではなく今まで何回か練習会場としてお借りした大阪聖愛教会で練習を行いました。練習会場としては天井が高く広い会場で歌い易い会場です。練習はもちろん「ヨハネ受難曲」です。はじめはコラールを練習し、合唱曲の12bと1番の練習を行いました。久しぶりに休会されていたメンバーも集まり、新年の挨拶と共に久振りですねと言う挨拶が飛び交っていました。
★ 8月20日の『ヨハネ受難曲』演奏会は猛暑日となりましたが数多くのお客様に来場いただき
盛況の中で終了いたしました。
お暑い中、ご来場いただきました皆様方に感謝申し上げます。